という一冊。
ウェストゲートバークものにやや飽きを感じてたので、
なかなか新鮮。
よくこんなの考えるよな〜、と感心はした。
ちょっとオタクを良く書き過ぎちゃうん?とは思ったけど、
”弱い人間が戦うのは・・・云々”あたりは良かった。
登場人物のキャラが皆マンガちっくではあるけど、
それはそれで面白い。
映画向け小説って感じでした。
人生とは探し求めることである ってさ。
そうそう、理系には縁遠い私が 「エントロピー」という言葉を
覚えていたのは、この本のせいだ。
- 作者: 梅津信幸
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2002/10
- メディア: 単行本
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印象的だったのは、
コンピューターにとって、人間がキーボードで入力するなんてのは、
それがどんなに早くても
「忘れたころにポツリポツリと落ちてくる信号を待っている」
ようなものだと。
それを読んで、
「○秒間打ち出しをやめて・・・」なんて攻略法があり得ないことを
改めて確信したのでしたw (ってまたそこに行くのねww)