とらとらでひとりいぐも

TigerBalm's diary   ぼぉっと生きてる第2種兼業主婦の独り言

忙しいとかいいながら、電車で読んでます。
ただし、高村薫リア王」上下巻は 
期日までに間に合いそうもないんで返却しました。
何ページか読んだんだけど、
ものすご〜くとっつきにくかった・・・。


で、

世界音痴

世界音痴

もうおうちへかえりましょう

もうおうちへかえりましょう

この方、歌人だそうなんですが、
どうみてもとってもオタクぽくて、
クラスに1人はいたような男子なんですが、
そこはかとなく面白いです。


ダメ人間なんだけど
はえらい切れ者    
とでも言いましょうか・・・。


あまりに変すぎてついていけないところもあるけど、
結構「そうそう!」って同意できることもあり。
電車んなかで、わろてしまいそうになったところも。





あの頃ぼくらはアホでした (集英社文庫)

あの頃ぼくらはアホでした (集英社文庫)

東野圭吾ってちょうど一回り上の戌だったんだ。
誕生日も同じ2月。
なんか嬉しい。


一回り違うと随分時代背景も違うけど、
(少なくとも私たちの給食はそこまで不味くなかった)
子供を騙す?いんちき商売のおっさんは
よく歩道橋渡ったとこに居った気がします(笑)


大学の体育会のむちゃくちゃさも、まぁわかる範囲。
試験前の泥縄とか・・・。


先日の日経に、最近の大学生は真面目だって書いてありました。


ちょっと前の塾講師が女生徒を殺した事件、
先日の幼稚園児二人を殺した事件、
犯人は同じようなことを言っています。


「このままでは、
 この子が居ては、
 自分が(自分の子供が)駄目になる」


いやいや、
どう考えても、犯罪者になる方が駄目になるんですが。


しかも両方とも、犯罪の後まともに隠れもしてない。


なんなんでしょうか。
ものすごく視野が狭いというか、
「駄目になる。」という強迫観念から逃れられないのか。


このアホすぎる東野さんを読んでて、
面白いんだけど、
今の世の中から決定的に失われたものが溢れていて、
ちょっと寂しかったです。