銀行

給料日を外してATMに行ったつもりが、ごっつい並んでる･･･と思ったら今日は月末だったのね。それでも、会社の制服着て振込カードの束もって、という”ちっこい会社の経理さん”って感じの人は随分減ったと思う。かなりインターネット振込にシフトしてるのだと想像する。便利で手数料も安い。最初はなんとなく怖さがあるけど、慣れてしまうし（あかんかもしれんけど）、むしろ”引出しだけなんで（ネットで）出来ないんだろう？”という当たり前のしょうもないこと考えたりし、キャッシュカードを持って出かける方がよっぽど緊張するようになってたりもする。
先日もお客さんと話していたんだけれど、とにかく銀行の窓口確認とかがどんどんうるさくなっているので、病気の家族がいると資金移動などが不便で仕方ない。「本人確認」と言われても、入院してるし、話したり字を書いたりするのもおぼつかないケースも多い。どんな状態でもその人が現に生きているとなると、口座一つ代理で開くことができない。そんな昨今インターネットバンクだけが頼りだ、というと語弊があるのだろうが、これは暗証を管理していれば、本人の取引とみなされる、ごちゃごちゃ言われることもない。「ほんとにあれ（ネット）で随分助かってますわ。」確かに。
でも、それだけ悪用も把握されにくいということだ。ネットうんぬんじゃなしに、直接カードを持ってしまえば早い。ATMで税務署を騙られて振込してしまうようなお年寄りがいるのである。親切心で近づいて、ネットバンキングを教えてあげて、それから･･･っていう被害がおきないといいなぁ。そのうちむじんくんみたいにカメラ付で監視されてないとネットバンキングできなくなったりして。