とらとらでひとりいぐも

TigerBalm's diary   ぼぉっと生きてる第2種兼業主婦の独り言

道東旅行2日目

天気予報は雨。国後島を見たい!という希望はかなわないみたい。。。残念。
だけど朝からいいもの見た。
あ!丹頂鶴。こういうときバスの運転手さんは危険のないように判断して徐行したり停車したりしてくれる。窓を開けて写真を撮った。丹頂鶴といえば、雪景色がイメージなだけに、緑の草原にいるのは新鮮でいきいきした感じ。
エゾシカにも何度か遭遇したけれど、つい動きを見てしまってうまく写真が撮れずじまい。立派な角の雄がじっとこちらを見て、ぷいっと去って行ったり、子鹿が道を横断してたり(幸いクマには遭わずに済んだ)。



霧多布湿原を見た後、納沙布岬に到着。って・・・こんなに雨風強いとは!長袖Tシャツにウィンドブレーカー着てても寒い〜。おぉ、ここが本土最東端・・・って感慨にひたろうにも、ぼーっとしてたら傘ごと飛ばされるがな!
寒そーな「到達証拠写真」だけは撮った。歯舞群島の中の貝殻島という細い棒っきれみたいな搭が立ってる島(とは思えないほど小さい)がすぐそこに見える。そこはもうロシアなんだそうだ。短い期間の昆布漁をするために、船一隻に47万円もロシアに払わないといけないんだ、ということをお店のおじちゃんが説明してくれる。カムバック北方領土。だから高くつくけどここで採れる昆布は柔らかくて美味しいんだと。鉄砲汁という花咲ガニのお味噌汁と昆布の佃煮が無料サービス。カニ嫌いの私でも良いお出汁で美味しかった(なんせ寒かったのであったまる〜)。
鉄砲汁がいたく気に入った虎男は、道の駅みたいなところでランチしたときも注文してたけど、500円もする鉄砲汁は見ため重視で、綺麗なカニは入ってたけどふつーの味噌汁にカニを浮かべただけって感じだったんだと。「(アラばっかり入ってたけど)さっきのお店の方がよっぽど美味しかった」というのが虎男と旦那の共通意見だった。但し、お汁は無料だったけど、昆布やらカニやら買ってしまったので、タダより高いものはなんとか、ってやつですよ(^.^;



次は野付半島・トドワラに。トドマツが立ち枯れた湿原が広がる場所ですが、歩いて片道20分ちょっとというのにかなりのメンバーが尻ごみ。とりあえず行ってみる。背の低い草が広がる中にハマナスなど可愛らしい花がが咲いているのを見つつ歩きましたが、

海が広がるあたりになると雨風の当たり方が尋常じゃなくて木道から落ちそうなのでこの辺で。確かに不思議な風景で、晴れてたらここからも国後島が望め、素晴らしい眺めだったと思うんだけどね〜。天気だけは仕方ない。
帰り道はものすごい向かい風なので、一人500円の馬車に乗って戻る。あっちこっちずぶ濡れで、折りたたみ傘が1つ壊れて捨てた。ま、これも思い出か。。。

お泊まりは、羅臼温泉へ。今日は露天風呂からお山が見えて気持ちいいよ。頭涼しくて身体はあったかい。この日はものすごい移動距離でバスに7時間以上乗ってたんだよね(寝てた)。自分で運転することを思えば気楽な団体ツアー。夕食は、カニ、鹿肉のシチューなど。美味しかったよ。
ガイドさん作の行程地図。
1日目:緑
2日目:黄
3日目:紫
4日目:赤
2日目が一番長いのだ。