とらとらでひとりいぐも

TigerBalm's diary   ぼぉっと生きてる第2種兼業主婦の独り言

音楽会

 先日小学校の音楽会がありました。1年生のときに初めて観て、高学年の合奏に感動し、6年生が指揮者なしで自分たちだけで合唱し、最後の音楽会に気持ちをセリフを言い、だんだんと雛壇を後ずさって幕が閉じる…という展開に、涙しました。

 あっという間に、今年はその6年生です。

 実は去年の6年生がいわゆる「学級崩壊」になったらしく、いつも楽しみにしている音楽会のエンディングも酷いものでした。やはり歌や声は気持ちが伝わるのです。

 そして、今年・・・結果的には、お客さんみんなが「良かった!!」と言ってくれる、いつもの音楽会、いや、「ほんまめっちゃ良かった!」と言ってくれるいつも以上の結果でした。ほんとよかったです。

 まず1.2年生の歌や合奏から始まります。選曲も良く、上手でいきなり盛り上がります。今年は気合入ってんなー、って感じ。

 虎子達の合唱。そして虎男達の合唱。どちらも選曲良く仕上がりも良かったです。合奏は3学年(と言っても100人ですが)で、難曲を懸命に演奏して、よくここまでできたなぁと思いました。子供のお友達が一生懸命シンバルを叩くクライマックスでその姿と音楽に涙がつつーーっ(*ノ-;*)。他のプログラムと違って、指揮者の礼を待たず、演奏が終わった瞬間大きな拍手でした。

 最後がエンディングです。音楽の先生のピアノに合わせて、いかにも…な曲を綺麗な声でユニゾンします。
 そして間奏中に、「これが僕たち最後の・・」とかまたいかにもなセリフを次々に言うのです。家では「大丈夫やで」と軽く言ってたし、STの先生には良くなったといわれてるけど、この舞台で言えるのか、こちらも緊張しました。いよいよ虎男の番。
 

 肩が上下しています。固い、やばい、と思ったらやっぱり詰まってしまいました。

 あぁ  どうしよう 心臓口から出そう。

 一瞬の間・・・だけど直後、肩で息をしながら「この音楽会は僕の心にいつまでも残ることでしょう!」と言えました。

 ・・・涙腺崩壊。。。です。
STの先生と練習したやり方はどっか飛んでっちゃったけど、でもとにかく言えた。

 そして2番が始まり、虎男が安堵したように、嬉しそうに、にかっと笑って、すぐ真面目な顔をして歌いました。


 ああ、虎男笑ってるじゃん。良かった〜。
 もう止まりませんでした。・°°・(*>_<*)・°°・。。
 どうなることかと、どれだけ緊張したかと、でも言えた進めた、ということがうれしくて、2番が終わって幕の間に消えるまで、一生懸命目を開けても開けても我が子は涙の向こうでにじんでました。

 
 ほかにも泣いてるお母さんはたくさん。そして今回手術後初めて遠出してくれた私の母も涙腺完全崩壊でした(^.^;

 そういえば途中からピアノミスタッチしてるなぁと思ったら、音楽の先生までボロ泣きだったみたい。先生方にも感謝感謝です。

 子供達幕が閉まって、「やったーー!!」と抱き合ったそうです。そして「母さん達めっちゃ泣いてたなー」と。

 

 でもね、あとでビデオ見てわかったんです。
 2番のあたまの虎男の笑顔の意味が

 よう見たら、客席の私に気づいて
 「泣きすぎでしょっ (¬ー¬) 」って言いたげな顔でした。

 あたしのことわらったのね・・・なんだよ、そっちかよ。悔しいやないかーい( p_q)