とらとらでひとりいぐも

TigerBalm's diary   ぼぉっと生きてる第2種兼業主婦の独り言

赤めだか

 年始から600円下げとかやめてくれるかなほんまに(T∇T)

 ま、それはいいとして、
 年末年始録画がめっちゃ溜まっているのでとりあえず上から見ていくことにしようと、ニノの「赤めだか」。下町ロケットでいい味出してた立川談春の本をドラマ化。

TBS年末ドラマスペシャル『赤めだか』|TBSテレビ

 とっても良かったなぁ。主役の二ノはまぁ安定なんだけど、ビートたけし演じる談志師匠がかなりいいの。前に鶴瓶とやってた番組でたけしが照れながらも真剣にやってる落語を聞いたときに、これもっと聞きたい!と思ったものですが、それが見られて面白いし、鬼才、談志さんのエピソード満載で面白い*1

 「嫉妬とは、自分がそこに上がっていけばいいのに、努力せずに相手のレベルを自分のレベルまで下げようとすることだ。現実が正解、現実が事実なんだ。現実に至る理由が必ずある。それを考えずにやれ世の中がどうだとか周りのせいにするやつを俺の基準では馬鹿という」…みたいな台詞をニノが立ち聞きするシーンは良かったですね。リリーさんが嫌な奴で良かったし*2志の輔役の香川さんとか、弟弟子には安定の濱田岳ちゃんとか、なぜかご贔屓の寿司屋の対象がさだまさしとか、面白かった*3。あと、若き日の勘三郎役で勘九郎!じわっときました。

*1:生前の談志師匠、やたらイライラしてる感じがして、私はとりたてて好きでもありませんでしたが、大物芸人がこぞって絶賛するあたり、そりゃー凄い人だったんだろうなと

*2:リリーさんがいい加減風で実は良い人を演じてるのはなんとなく憎たらしい。この人は悪役がいい。あ、たまには木下ほうかさんに良い人の役あげて〜、ソロモンでも悪い先生だったw似合うんだけど。

*3:オープニングとエンディングは鶴瓶の語り、別にどうでもいい感じでしたが