とらとらでひとりいぐも

TigerBalm's diary   ぼぉっと生きてる第2種兼業主婦の独り言

慶弔その1

先日義母の満中陰の法要と納骨が済み、忌明け?した
とらですこんばんは。


毎週お坊さんに来ていただいたので、
子供達も読経やお焼香に慣れて、
なんか大人になったな〜と思いました。


雨が降るんじゃないかと心配でしたが、暖かい日で、
青空のもと、遠くでカラスがかぁかぁと鳴いてる
のどかな納骨でした。


お骨って骨壷のまま埋葬するのかと思っていたら、
さらしの袋に移し変えて入れるのが主流なんだそうです。
10数年前に亡くなった義父のお骨は壷のままいれてて、
温度や湿度の関係で壷の中に水が溜まってしまっていました
(2、3年で溜まってしまうそうです)。
袋だとそういうこともなく、
年月と共にお墓の中の砂と混ざって分解されてゆき
「土に還る」ことができて良いですよとお坊さんがおっしゃるので、
義父の分も移し変えて夫婦並べて埋葬しました。


義父には会ったことがない私でしたので、
男性らしい太いお骨を見て、
「あ・・・おとうさんはじめまして。」
と間抜けなことを内心つぶやいてしまったのは内緒です。


お墓の中なんて初めて見ました(ちら、とですけど)。
当たり前かもしれないけど、袋には名前つけたりしないわけで、
まさに「無」になるんだなぁと、
人生のはかなさを感じたりもしました。


葬儀からだんだんと、時間がおくすりになり、
落ち着いてきた気持ちではあるけれど、
やっぱりまだ実感のわかない不思議な部分もあります。


子供達も私達も、改めて「いのちのべんきょう」をしたなぁ、と
思いました。


初めてのことばかり、わけのわからないまま、
ここまでやってきました。
ちゃんと供養になっていればよいのですけれど。