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船に乗れ!〈1〉合奏と協奏

船に乗れ!(2) 独奏

船に乗れ! (3)

なかなか一冊目に手がつかず、もう返そうか…と思ったんだけど、1巻の後半からだんだん面白くなってきて、2巻3巻は展開が良くてずんずん一晩ずつで読破。サッカー見ながら睡眠不足やわ。

すごく良かった！苦い面白さだけど。3巻読みながら涙がぼろぼろ。青春小説です。
読み終わって「あぁ『青が散る（宮本輝）』なんだわこれ」と思いました。若い頃「青が散る」が大好きでしたが、あれの今どきバージョンって感じがする（主人公が回想している形、今の大人にとっての青春時代というのがまたツボなのか）。のだめではないけれど、常に音楽が共にあるのがまたとても良い。
これでラストなんじゃないの？と思った続きのラストも納得。返さなくて良かったよー、の3冊。