とらとらでひとりいぐも

TigerBalm's diary   ぼぉっと生きてる第2種兼業主婦の独り言

#19「弥勒」読みたい気分だった

一気読み。

地に巣くう

地に巣くう

相変わらず謎解きよりも、遠野屋と小暮の剣呑な心理戦が長い&くどい、それでも今回は久々良かったかも。亡くなった父と向き合う、というのは、男性主人公の小説の永遠のテーマですね。
意外な新展開もあった。*1 
かっこよすぎの清さまがちょっと歳とってきて、また違う男ぶりを見せてきました*2

さて、この二人どこまで行くんだろうね。

*1:思わず「おぉ」と言ってしまった。筆致鮮やかでした。

*2:「あさが来た」の新次郎と同じで、作者が理想の男性を投影して楽しんで書いてる感じがします。NHK時代劇でやらないかな。。。観たいな。もちろん遠野屋清之介は玉木さんで。小暮信次郎は…内野さんだと少し年が行き過ぎてるかなぁ。松重さんぴったりやけどさらに行き過ぎてるなぁ。青木崇高さんがいいかな、ちょっと色黒すぎるけど。