新聞やらネットやら、最近やたら緑内障の記事が目につく(気がする)。
「失明原因1位!」とやたら恐怖をあおられる…んで、予防策ないんだよね。治療法も眼圧を下げる目薬しかない、それでもだめなら手術。
ま、普通に治療すればそうそう失明なんてしないそうですけどね。
自分の場合は、中心視野の検査で片目のみごく僅かの欠損、周辺視野の検査では正常範囲、ただし視神経乳頭に出血と陥凹拡大の所見から、ごく初期の緑内障ということで両目とも目薬をさすことになった。基本一旦始めたら一生点眼を続ける必要があるんだと、もう心はおばーちゃん(T.T)
一般的にはプロスタグランジン系の目薬が処方されるんだけど、眼圧も正常範囲なのでβブロッカー系の効果の緩いものをまずは試してみることになった。前者の方が降圧効果に優れ副作用も局所的(色素沈着や睫毛が伸びる)で、後者の方がむしろ全身に対する副作用がないこともない、ので第一選択としては前者らしいけど、医師の判断なのでそれでいいかなと思う。
*1
んで、目薬のさし方なんだけど、さしたら目をつぶって目頭を押さえて1分、できれば2-5分はそのまま、ってのがイイのは知ってたけど、普段そんな面倒くさいことしないよね。初日はとりあえず1分目を閉じたけど、やっぱ面倒。しかもそのあとちょっと変な味が…これって、鼻から喉に入っちゃってるね…
丁寧な説明とは程遠いでかい病院の医師には「1日1回、効果が高い午前中にさせ」としか言われなかったけど、調べると「目にしっかり作用させるため」かつ「全身への副作用を極力抑えるため」さし方は重要です、とある。なるほど。
んじゃ、どうせ毎日目覚まし1回で起きれないからその間にやろう。
薬とティッシュを小箱に入れ、枕元に置いて寝る。6:15アラーム鳴る、眠いからスヌーズ、
(いつもはこれを2.3回ループしてのろのろ起きるおばちゃん)
ここで、ねむーーー(-.-)と思いながら手探りで目薬さす、目頭押さえてそのまま、次のアラームが5分後に鳴るのでそこまでキープ*2、うん、これイイ。とりあえず今のところさし忘れ無し。
ドライアイ気味なので、ときどきヒアルロン酸の目薬をさしたりするけど、それも、試しにちゃんと目頭押さえて1分キープすると、めっちゃ潤う感がある。そうか、こんなに違うのね。知らなかった。
結論:さし方めっちゃ大事
健康な目でないのは残念だけど、格子状変性(網膜裂孔、剥離のリスクが高い)を抱えてるから半年ごとに検査をしていて、逆に良かったんだろうね。40代の20人に1人はかかってて、そのほとんどは自覚症状がないらしいし、正常眼圧緑内障が半数以上(自分もそう)。
それにしても、視力の衰えはここ1.2年で急に来た。水晶体の濁りは少しあるものの治療すべき白内障ではないとのこと。でも、めっちゃ見づらいよ、コンタクト度数上げてもぱちっと見えないよ、信号の→が2つ見えたりするよ。ピントもあいにくいよ、これはどうなの?と聞くと、
「年いったら白髪生えるのと一緒」
「見えないのは、ただの老眼!それだけ!」
と、氷の女医(あまりの冷たさに勝手にそう呼んでいる)からにべもない答え。
老眼ならもうちょっと近くが見えてもいいんじゃないのぉ。。。
近くも遠くも見えないのってかなしいです。