夕方なにげにつけたTVで、子供達がオーケストラをやっていた（ちちんぷいぷいのオーサカキング企画だったらしい）。9歳から19歳の子が集まって、服部隆之氏が指揮をしていた。ほんとは屋外のステージでするところが、雷雨で急きょスタジオでやることになり、大変だったみたいだけど、いざ演奏になると子供達は真剣そのものだった。「王様のレストラン」のテーマソングから始まって、「アイネクライネナハトムジーク」はちょっとあれだったけども、「新撰組」「HERO」「華麗なる一族」とか、服部作品のメドレーがなかなかかっちりした演奏で聞いててよかった。オーディション受けた子供達が、練習して、合宿して、ここまで一生懸命やってきたんだなぁ、ってのが伝わる感じがした。特に最後の「ちいさな世界」のトランペットソロを小さい女の子がやるんだけど、もう今にも泣きそうな顔で、でもきっちり吹いて、終わったとたんに涙があふれてて、それでも懸命に演奏を続けてる姿がなんとも可愛くてもらい泣きしちゃった。
自分が中高時代、音楽系のクラブだったので、やっぱりこういうアンサンブルはぐっとくるのだなぁ、運動もいいけど、あぁやっぱり音楽っていいなぁ、と思った夕暮れでした。楽器ができるできないは別としても、うちの子供達も音楽の良さを味わえる人に育ってくれるといいなぁ、と思いました。小学校の秋の音楽会も楽しみだな。
