- 作者: 海堂尊
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2009/04/07
- メディア: 単行本
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メインは地方病院の惨状と、福島の産科医の事件、クレイマーだらけの現状への筆者の訴えかな。
福島県立大野病院産科医逮捕事件 - Wikipedia
姫宮登場のところだけ、「らしくて」面白かったかな。今中先生のキャラは悪くなかったと思う。
夏休みに根室を訪れた時、「このへんで病気になったら大変です。釧路までいかなきゃなんない。」ってバスガイドさんが言ってた。それは困るよ。医療行政の軌道修正は鳩さんに早くしてもらわなあかんわ、その前に亀さん*1をなんとかしてほしいけど。
いろいろ海堂本の登場人物が交錯してるんだけど、ジェネラルの速水はすぐわかるにしても、ジーンワルツの清川だとかブラックペアンの世良だとかは言われたら「あぁそうだ」と思いだすくらい。ぽつぽつ読んでるからすぐ忘れちゃうわ私。
*1:ワンマンで有名だったとある団体の長さんが、ああいう感じのキャラで、それにしても最近酷いな・・・と思ってたら実は認○症が進行してた。それをかなり早期から見抜いていた看護師の知人がいて、普通に偉い人っぽい言動もしてるから違うやろーと否定してた私は後で驚かされた。TV見るたびにこの人なにか病気なんやないかとおもてしまう。