話題だったので借りてはみたけど、長くていかにも翻訳レポートなのでなかなかはかどらず。
ブルシット・ジョブという言葉から連想していたのとはちょっと違った(それは寧ろシットジョブと言うらしい)。
働いてる人の40%くらいが自分の仕事をクソどうでもいいと感じてる(だけど給料はいいので生活レベルのためにやめるという選択肢はないw)、世の中どうでもいい仕事に溢れてるよと。
世の中進んで、ほんとはみんながもっと短い労働時間で生活できる筈なのにそうはなってないというのは確かにそう思う。技術が進んで、多くがほどほどで暮らせるようになるのかと思いきや、貧困は減らん、富が富を生むばかり、労働ではお金は増えづらい。
ドラマ「スーツ」見てて、音楽やお洋服は素敵…やけど、そもそもこの人らの稼いでるお金ってなんなんやろ…とうっすら感じてたのはこれだったのねと思ったり。
ま、うちは良くも悪くもブルシットじゃないな😅
おばはんあまり仕事してないし💦労働時間自由で、嫌な仕事はほぼ断る、お金儲けのための提案はしない、お客の便益になることを手頃なお値段で提供してる(つもり)。ボランティアの方もそれなりにやりがいあるしなぁ。オットも好きな仕事みたいやし、感謝されてるみたいやし、ほぼ定時だし。
読んでて、なるほどと思う項目はたくさんあり、ブルシットジョブがこんなに!ってのはわかった、でも、結局どないしたらええんよというのはイマイチわからなかった。。。
吉永小百合で映画になってるやつだね。
作者さんが、出版社勤務→33歳学士編入で医学部入学、医師に→55歳で作家デビューというすごい女性で「あさイチ」に出てはるのチラとみた*1。
読みやすくて、泣けました。
テーマが重くて辛いけど、子供らにも進めたら、結構面白いねとふたりとも。
リアリティがあって、あったかい感じですね。
ただ、実家の親には読んでみ、とはいいづらい。今のうちに読みましょう(^-^;
他の作品もまた読んでみたい。
ニュースで西郷輝彦さん亡くなったと知る。親のひとつ年下だわ。日曜劇場の「ノーサイドゲーム」にでてはったの、ついこの間のように思うのに。
合掌。
*1:だいぶ前だったので映画の宣伝だったのかな。こういう「すごい!」女性って結構女子大卒の人が多い気がするんよな…まあ年代的にこの頃は女子大が多かったってことなのかもしれないけど。