とらとらでひとりいぐも

TigerBalm's diary   ぼぉっと生きてる第2種兼業主婦の独り言

正しい知識

事故についての記述、
http://ue2agal.blog5.fc2.com/blog-entry-28.html
この方の言われていることが本当に正しいのかどうか判断する知識を
私は持ち合わせていないけれども、心に響いた。


ワイドショーで、「こんな軽い電車、駄目なんですよ!!!」と叫んでいたコメンテーターを見たときはとても嫌な気持ちになったから。




でも、知識がなくてもできる判断、できなくてはいけない判断もあると思う。
同情していた運転士が救助をしていなかったという話。
運転士・上司・会社・労組 それぞれの主張。


なんで?


実際に仕事を放り出して救助に当たった近隣の方がたくさんいらっしゃる。
社内の人間であるが故に、関わるのに腰が引けたのかなぁ?
全くわからないでもない、けれど、やはり・・・。


でも、自分の足で何メートルか歩いて、見て、聞いて、感じたことを
すぐに上司に伝えていれば、指示も違っていたんじゃないかと思う。
この間の福井晴敏の短編ではないが「今できる最善のこと」を
咄嗟に考えるのは、簡単ではない。
自分にもそんな力、ないと思うし。


ただ、遺族の方が「同乗されていた運転士さんも被害者のひとりですから・・・。」というコメントをされていたのが印象的だった。
本当に辛い思いをしている方の言葉だと感じた。





不真面目な例え話をお赦し頂きたいが、
その場に居合わせたのが、サラリーマン金太郎やごくせんの主人公なら?
って考えてしまった。
きっと、走って、応援要請しながら必死に救助、ではないかと。
ああいうドラマが受ける時代だから、現実はどんどん逆向きなの?
言うてもしょうがないけど、かなしいわ。





事故やハプニングは避けたいけれども、そんな場面に遭遇したとき、
今考えていることを私は思い出せるだろうか。