とらとらでひとりいぐも

TigerBalm's diary   ぼぉっと生きてる第2種兼業主婦の独り言

年賀状

のやりとりもほぼ終わりかと。子供の写真入りの年賀状に是非論はあろうが「年賀状だけ」のつきあいになってしまってる学生時代の友人、という立場からすると相手の状況がよくわかって嬉しいものだ(ただしできれば大人も一緒に写っていてほしい)。 「あ、○○ちゃん2人目できたんだ〜、男の子やん、可愛い〜」 思い立って電話してみる。
松本引越しセンターそっくりの可愛い女の子の声で「もしもし?」って出てくれた。虎子の一つ下、4歳だ。「お母さんのお友達の○○です。お母さんいる?(怪しいかw)」
卒業後大手都市銀行に勤めた彼女、いま2回目の育休中らしい。10数年、勤めを続けていて偉いなぁと思う。でもだんなさまが最近海外転勤になり、実際職場復帰後やっていけるかどうかは不安だとか。そのうち上の子が小学校に上がるもんね・・・うーん、そだねぇ。。。ま、なんとかなるんだろうけどねぇといいつつ、私はまた(入学で)バイトやめたんよ〜と話す。
共通の友達のことを聞いてみる。今年は可愛い一人娘の七五三の写真つき年賀状を貰ったぞ。去年一戸建てに引っ越したらしい彼女も別の銀行に就職したのだが、聞けば結構出世してバリバリお仕事しているらしい。で、子供はどうしてるのかというと、平日は親が(府内だが結構遠い)保育園の送り迎えから全部やってくれて彼女の家に泊まり、週末帰って行くのだそうだ。私はてっきり母親がそうしてくれているのかと思い「じゃぁその間(彼女の)お父さんはどうしてるの?」と聞くと「お父さんも一緒に来てるんやんか!」と言われてびっくりした。うちの父だったら考えられないわ(来ないだろう)・・・うちのだんなでも考えられないわ(さすがに嫌がるだろう)・・・と思いつつ、まぁお父さんもとっくに定年だし、彼女は一人娘でとっても可愛がられていたのでわからないではない。
でも、そうやって周りがめちゃくちゃ支えないと、バリバリお仕事と子育てなんて両立しないのだろうな。。。私もちゃんとしたとこに勤めてそんな風になりたかったかなぁ、とちょっとは思うけど、そうやって手を借りることも大変だろうし、もちろん仕事も大変だろうし、やっぱり今のぬるい生活があってるんだろうとも思う。
結局私の知る少ない範囲だが2人以上子供を産んで民間企業勤めを続けている友達というのは一人もいない。みんな専業主婦か私みたいな兼業主婦(パートもしくはなんちゃって自営業レベル)になっている。あ、公務員で3人の男の子の親というツワモノがいるにはいるんだけどね。

というわけで、”ママ”が正社員待遇で働き続けるのには公務員かひたすら親にべったり、いずれかの選択肢しかない、結局そういうことやんなぁ(ま、そればっかりじゃないnだろうけど)。。。となんか複雑というか、ちょっとむっとするというか、要するにこんなんじゃ少子化はとまらないよ、と思う。児童手当も保育園増設もこの状況の解決策にはならない。さっき「ハケンの品格」もあらすじみえみえと思いつつ見ちゃったけど、そのへんの(就業事情)考えると「わかってんの?作り手の人たち!」とやや文句をいいたくなったりして。もちろん昔に比べれば働きやすくなってるだろうから感謝の気持を持ってはいるのですが。
そういえば、こないだ虎子が「ねぇ、お父さんが子供を産んでる家もあるの?」って聞いてきたんだ。笑っちゃったけど、そりゃ子供にすりゃそう思うかもしれない。でもないんだな〜それは。だからこういうことで悩みが出来るわけですよ、虎子ちゃんw
それはそうと、最近やたら周りでマイホームを買った、買うという話が多い。そういう歳なんだなぁ。「住所が変わりました」って書いてあって「あ、家買ったんだ〜、そっか○○の住人になったのか〜」って思う。子供がどんどん大きくなってたり、ちょっと見た目の老化が進んでいたり(それはウチかw)、喪中のお知らせが本人の親だったり、実は本人も病気をもってたり、なんかよくも悪くも自分がどんどん歳をとっていることを感じさせられる、そんな亥年の年賀状。