先日読んだ村上春樹の走ることについて語るときに僕の語ることに、
「借り方が圧倒的に多く、貸し方がろくすっぽ見当たらない、僕という人間の気の毒な貸借対照表」
という表現があったんだけど、よくある勘違いだよねぇこれ。
それを読後メモに書こうと思いつつ忘れてたことを、紅茶を探しまわりながら思いだした。ところてん式記憶かよ。
貸借対照表で借方は資産、貸方は負債・資本だから、春樹氏の表現のだと無借金の資産家で気の毒ではなくなってしまう*1。まぁ「借りる」と「貸す」という言葉のイメージと、順番通り「借貸対照表」って言わないから間違えちゃうんだな。
でもそういえば「損益計算書」も表示される順番から言うと逆なわけで。あぁでもそう言えば「資金の調達・源泉があって使い道、経費があって収益が生まれる、からこの順番なんですよーこじつけですけど」と聞いたことがあるような無いようなとぉーーい記憶が・・・そんなことより紅茶を出してくれ。
*1:もっと言うとそもそも借方と貸方は必ずバランスしているのでどっちかが多いということはないのだけど、そういうつっこみは無しで自分のお世話になり度とか諸々プラスマイナスの話なんだと思う、たぶん
