とらとらでひとりいぐも

TigerBalm's diary   ぼぉっと生きてる第2種兼業主婦の独り言

さまよう刃 東野圭吾

さまよう刃 
まあまあの厚さで2段組ですが、ずんずんと一日で読了。
少年犯罪(それも性犯罪)の被害者家族の苦悩を描いています。


すごく引き込まれる内容でしたが、
真実味があり過ぎて救いがないです。
読後辛くなる。
で、どうすりゃぁええんよ!って・・・。
小説なんだから、もうちょっとラスト何とかして欲しかった。
事件で世論がうねって議員立法ができたとか、嘘でもいいからさ。


ああ、なるほど物足りなさを感じるのはこの辺なのかもしれないと思ったブログ↓
http://d.hatena.ne.jp/street-kids/20050307


まあ、小説としてはともかくとして、
これが現実なんかなぁ、と思う。


人間の屑なんて居ない筈なのに、
そうもいいたくなるような犯罪者がたくさん居る現実。
親としては、子どもを加害者にも被害者にもしたくないです・・・。


文中にあったように、女の子の親が得体の知れない不安にさいなまれる日々は続くのでしょうか。
はぁ。。。嫌だよぅ。。。。





で、次は
ウディ・アレンの 浮気を終わらせる3つの方法