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宇津木魂 女子ソフトはなぜ金メダルが獲れたのか (文春新書)

今日の電車往復で読みました。こんな自分にも他人にも厳しい人、とても真似できません。でもわかりやすく書いてあって共感できるところもたくさんありました。女の監督に勝たせるくらいなら、と国際試合のときに日本の男性関係者がスタンドから韓国チームにサインを送っていた、という話にはあきれました。げに怖ろしきは男の嫉妬かな。
生活態度にも厳しく、鉄拳制裁もいとわないタイプの宇津木さんですが、ご本人はお父様に溺愛されていたとのこと。溺愛にも良し悪しあるのでしょうが、文句なく愛されて育った自信のようなものが、彼女から選手にも伝播していくんかな、と思いました。
40過ぎてから一回り下のご主人にプロポーズされて今もお幸せな宇津木さん。若い頃からずっと、毎日1時間、熱があっても走っている宇津木さん。パワーあり過ぎです。